
坂本 龍馬 さかもと りょうま
天保6年11月15日 〜 慶応3年11月15日
幕末の日本の政治家・実業家です。
土佐藩脱藩後、貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社
中・海援隊の結成、薩長連合の斡旋、大政奉還の成
立に尽力するなど、志士として活動しました。
司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』の主人公とされて
以来、国民的人気があります。
坂本龍馬についてはさまざまな論議があります。
諱は直陰のち直柔(なおなり)。龍馬は通称。他に才谷梅太郎などの変名がありま
す。
「龍馬」は慣用音(『広辞苑』第5版)では「りゅうま」だが、漢音は「りょうま」
で、同時代人の日記や書簡に「良馬」の当て字で記されていることもあり、また龍
馬自身も書簡の中で「りよふ」と自署していることもあるため、「りょうま」と読
まれていたことは間違いないようです。
なお、「竜」は「龍」の異体字(「竜」は「龍」の古体字)で、龍馬自身は「竜」
の字体を使ったことがないが、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」で使われたことや、「
竜」が常用漢字に採用されたこともあり、慣用化されています。
むしろ生前より死後に有名になった人物であり、司馬遼太郎の作品を始め、小説や
ドラマに度々取り上げられる人物ではあるが、それらは実際の龍馬とかけ離れてい
るのではないかという指摘は多いようです。
歴史家の中に、特にそのような指摘をする人は多く、松浦玲などが代表格です。
ちなみに、龍馬の伝記を書いた歴史家としては、平尾道雄・池田敬正・飛鳥井雅道
などが代表的です。